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離婚に関する契約公正証書

平成○年第○号

離婚に関する契約公正証書


本職は、当事者の嘱託により、次の法律行為に関する陳述の趣旨を録取し、この証書を作成する。

第一条 山田太郎(以下、甲という。)と山田花子(以下、乙という。)とは、合意の上、離婚する。

第二条 甲乙間の未成年の子山田裕子(平成○年○月○日生まれ、以下、丙という。)の親権者および監護権者を乙と定める。
乙は山田裕子の監護権者となり、成年に達するまでこれを引き取り養育する。

第三条 甲は乙に対し、丙の養育費として平成○年○月から丙が成年に達する日の属する月まで、毎月○万円ずつ、毎月末日限り丙名義の口座に振り込み送金して支払う。
上養育費は、物価の変動その他事情の変更に応じて甲乙協議のうえ増減できるものとする。

第四条 乙が、丙の病気のため特別に出費したときは、甲は乙の請求により、その費用を直ちに支払う。

第五条 甲は乙に対し、離婚による慰謝料として、金三○○万円を平成○年○月○日までに支払う。

第六条 甲は乙に対し、離婚による財産分与として、金三○○万円を平成○年○月○日までに支払う。

第七条 甲は乙に対し、離婚による財産分与として、その所有に属する下記不動産を譲渡し、平成○年○月○日までに、乙のために所有権移転登記手続きをする。

  不動産の表示
               (省略)

第八条 乙は甲に対して、甲が丙と面接交渉することを認める。面接交渉の日時、場所、方法は、丙の福祉を害することのないよう、甲乙が協議して決定する。

第九条 甲、乙は、本契約に定めた以外には相手方に対して何らの請求をしないことを相互に確約した。

第十条 甲は、本証書記載の金銭債務を履行しないときは、直ちに強制執行に服する旨認諾した。

本旨外要件


東京都文京区文京二丁目二番二号
夫   会社員   山田太郎 (昭和○年○月○日生)

東京都文京区文京二丁目二番二号
妻   無職   山田花子 (昭和○年○月○日生)

上両名は、印鑑証明書の提出により人違いのないことを証明させた。

この証書は、平成○年○月○日本職役場において法律の規定に従い作成し、列席者に閲覧させたのちのこと、各自これを承認し、本職とともに下に著名押印する。

 

山田 太郎     印

山田 花子     印

 

東京都文京区文京二丁目二番二号
    東京法務局所属公証人       鈴木健二    印

嘱託人山田花子の請求により、前同日正本一通を交付した。

東京都文京区文京二丁目二番二号
    東京法務局所属公証人       鈴木健二    印

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