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妻とは11年の交際を経て結婚し、現在結婚5年目になり、子供はいません。
離婚を考えるようになった原因は、気持ちが離れてしまったとか、嫌いになったと言う事ではないです。
今思うと最初は好意を持って付き合っていましたが、そのうち一緒にいるのが楽だし楽しいからに変わり、最後は長期間一緒にいた責任と言う気持ちで結婚したように思えます。
それが今では、その一緒にいる事が楽ではなくなってしまった事だと思います。
元を正せば、好きという気持ちの延長で結婚したと言う訳ではなかったのだと思います。

私は性格が八方美人で、内弁慶なのだと思います。
ですから、自分が思った事を何でも主張するなんて事は出来ず、周りに合わせるような態度で生活していました。
ですが、妻も同じような性格のため、自分にも合わせてくれるからか、すごく楽に過ごせました。
なので、責任としてだとしても、結婚する事に戸惑いはありませんでした。
そうして一緒に生活する事になりました。
これはお互い様だと思いますが、一緒に生活をすると、当然お互いの嫌な所が目に付くと思います。
ですが、2人とも同じ性格のため、夫婦とは言え、嫌な事も言えず我慢していました。
（正確に言うと、妻も同じかどうかはわかりませんが、私はそうでした）
我慢をしながらも、結婚とはこういうものなんだと自分に言い聞かせて過ごしていました。

ですが、私が2年半前に浮気をしてしまいました。
知り合った既婚の女性とお互いの事を相談出来る仲になり、お互いにかなり深い事を相談し合ううちに、好意を持ち始めました。
妻とは結婚する2年前からレスの状態で、結婚後も挿入なしの行為が2，3度くらいしかありません。
そう言った事もあり、2人とも大人ですから、関係を持つのにも時間はかかりませんでした。
半年くらい交際を続けたところで、私の行動に疑いを持った妻が、鞄や携帯、パソコンを調べた事で浮気が発覚しました。
相手に迷惑をかけたくはなかったので、全て認めた上で別れを告げ、相手も既婚者ですから、すぐに別れました。
それ以降は全く何も関係はありません。
妻にも当然謝罪をしました。
自分の犯した過ちですから、仕方がないのですが、それ以降、全く自分の時間がなくなりました。
退社時には会社PCからメールを出す。
平日の飲み会も開催案内メールを証拠として転送する。
週末の友人との遊びは、妻も参加出来るものでなければ、全て許されない。
どうしても参加しなければならない集まりの時には、それに参加している証拠写メ等を撮ります。
その時は信用を回復するには仕方がないと思っていましたが、今現在でも怠ると疑いをかけられます。
その結果、友人達からの誘いを断り続ける事にもなり、今では誘い自体がほとんどなくなりました。
これも、罰と受け止めて我慢しています。

ただ、そろそろ我慢も限界なのか、帰宅後や休日に2人でいる事が辛くて堪りません。
自分がしたい事を言っても、妻が興味なければ出来ず、当然1人ですると疑われます。
何か話をしても、ちょっと言い間違えやうまく伝わらず誤解されると疑われる事もあるので、話をする事も面倒になりました。
以前に、我慢出来なくなった時に、話し合いもしました。
『自分の犯した事は許される事ではないのは承知してる。
でも、疑われ続けて、自分の時間がなくなるのはいつまで続ければ良いのか？』
言い方はもっと穏やかな言い方でしたし、もっと詳しくですが、こう言った事を話しました。
自分の性格から考えても、かなり頑張って言ったと思います…

また以前、浮気が発覚した時には妻の方から離婚を切り出されました。
その時は、後ろめたさもあったからと思いますが、私が謝罪し、続けるようにお願いしました。
現在は、私から離婚の話をしましたが、以前とは逆で嫌だと言われます。

まだまだ2人での話し合いが足りないのは理解しています。
話し合いをしても、泣かれたりすると、元々主張出来ない私はそれ以上話を切り出せなくなってしまいます。
家で落ち着けないとなると、仕事をしてる方がマシになり、毎日残業していますが、その事でまた疑われます。
こんな繰返しをしているうちに、今では私も精神的に不安定になり、上でも書いたように、とにかく2人になる事が辛くてたまりません。

このような状態で、離婚に話を進め、成立する可能性はありますでしょうか？

長文なのに、わかりにくい文章で申し訳ありません。
男らしくない態度だとお叱りでも構いませんので、何かアドバイスを頂きたいです。
よろしくお願い致します。

とても大変な状況のようで、精神的に参っておられるかと思います。

不貞に関してはこまもさんが行った事実なので、慰謝料請求では不利になることを把握しておいた方が良いと思います。

その上で書かせていただきますが、奥様が承知しない以上、協議離婚、調停離婚が成立する可能性はおそらくかなり低いです。となると残るは裁判離婚となってきます。

こまもさん側に不貞の事実があり、なおかつ離婚を請求する側ですから、正直難しい問題です。

裁判離婚を成立させるには、法定離婚理由が不可欠です。その観点からすると、一見奥様の側に特に非は無く、こまもさんからの請求による離婚は不可能に思えますが、性格の不一致や、過度の行動管理、性交渉が皆無である点などが、「婚姻を継続しがたい重大な理由」となりうるかもしれませんので、それらを示す証拠となるものがあれば保管しておくのがよろしいのではないでしょうか。