入籍後に夫婦それぞれが別々に生活する別居婚には、どんなメリットがありますか?
別居婚のメリットとデメリット、別居婚に向いているカップルとは?
近年、結婚のスタイルは多様化してきています。
入籍しているけれど、別々に住む、別居婚も増えてきています。
今回は、別居婚のメリット・デメリットや、どういう夫婦が別居婚に向いているのか、について解説していきます。別居婚をしようか同居婚をしようか迷っている方は、本記事をぜひ参考にしてみてください。
別居婚のメリットとは?
まずは別居婚のメリットを確認していきましょう。
別居婚のメリットとして、夫婦ふたりの時間が少ない代わりに、趣味や仕事など、一人でしたいことに打ち込める時間が作りやすいという点が挙げられます。
1日はたったの24時間しかありませんから、夫婦の時間が多いということはひとりの時間が減るということと同義です。 一人の時間を大切にしたいという人にとって、別居婚には大きなメリットがあるのです。
同居していると、様々ないざこざが生じます。
同居していると、朝起きる時間、夜寝る時間、お風呂の洗い方、料理の味付け、電気をいちいち消すかどうか、など相手のする細かいことにイライラすることもあります。
別居婚なら、そういった生活習慣での不満を感じる必要がありません。
別居婚をしていたら、夫婦でありつつも恋人感覚が長く続きます。
待ち合わせをしなければ会えないので、会うのが楽しみになりますし、会うときにはおしゃれをしたいという気が起きやすくなるので気分が盛り上がります。
いつまでも新鮮な気分で相手にときめきを感じられる、というのも別居婚のメリットだと言えるでしょう。
共働きの場合、ふたりの職場の中間地点に自宅を構える人が多いでしょう。そうすると、お互い、通勤が不便になることも少なくありません。
ですが、別居婚ならば、お互いがそれぞれの会社の近くに住むことも可能なのです。自分にとって一番の立地に居を構えることができる、というのも別居婚の大きなメリットでしょう。
別居婚なら、遅くなってもわざわざ連絡を入れる必要はありません。
平日に時間を合わせてご飯を食べる必要もありません。相手に合わせないでいいのでとても気楽です。
夫婦といえど他人ですから、知られたくないこともありますよね。
別居婚なら知られたくないことを容易に隠せます。
次に、別居婚のデメリットについても確認していきましょう。
お互い相手の生活を深く知ることはできませんので、浮気をするリスクと、浮気をしていてもバレない可能性が高まります。
ひとりで住むより、ふたりで住む方が安上がりです。
別居婚にはお金がかかります。
病気や怪我をしたとき、看病に手間がかかります。
ですが、そういった緊急事態の間だけ同居する、などによってこのデメリットは解消できます。
家事や育児が協力できないので、専業主婦(夫)がいる家庭では別居婚は成立しません。
家に帰った時、誰もいないので、寂しがりやの人に別居婚は向きません。
上の世代の人たちのなかには、結婚の形にとらわれている人もたくさんいます。
そういった人から、心無い言葉をぶつけられる可能性もあります。
最後に、どういったカップルに別居婚が向いているか、についても確認しておきましょう。
お互いの仕事の勤務場所や、勤務時間などの生活リズムが違う場合、別居婚には大きなメリットがあります。
相手のことは愛しているけれど、一緒には生活したくない、という場合もあります。
同居に向いていないという自覚がある人は、別居婚を選択した方がよいでしょう。
どちらかが病気の間は、別居婚はあまりメリットがありません。
別居婚は同居婚よりお金がかかりますから、ふたりがそれぞれ経済的に安定・自立している必要があります。
別居婚に向いている人の性格は、自分の時間を大切にしたいという意識が強い人・べったり一緒にいることは好きじゃないという人です。
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