夫婦喧嘩は、子供に対してどんな悪い影響をあたえますか?
夫婦喧嘩が、子供に与える悪い影響とは?
毎日の生活の中で、仕事や家事、育児などでイライラしてしまい夫婦喧嘩に…なんてことありませんか? 長年夫婦をやっていると夫婦喧嘩をするのは仕方のないことですが、子供の前ではしないよう気をつけなければなりません。
夫婦喧嘩が子供に与える影響について、具体的にお教えしたいと思います。 夫婦喧嘩が絶えない…というご夫婦はぜひ最後まで読んでみてくださいね!
夫婦喧嘩が子供に与える影響とは
驚くべきことですが、両親の夫婦喧嘩の内容などわからないはずの年齢の子供でも、両親は自分のせいで夫婦喧嘩をしているのでは?と感じるそうでです。 その考えがどんどん飛躍していき、夫婦喧嘩の元になる自分の存在を否定するようになります。
つまり、夫婦喧嘩の影響で、子供の自己肯定感がなくなる…ということですね。
この自己肯定感とは、自分は大切な存在だということを感じられる心の状態のことで、人間が育つ上で非常に重要なものです。
自己肯定感が得られるかどうかは子供の頃の環境や生活によって左右されると言われています。
一般的に自己肯定感が高い人は人間関係をうまく構築でき、多少のことでめげない人間になれますが、自己肯定感が低い人はちょっとしたことで萎縮してしまい、自傷行為を行ったりすることもあります。 子供にはなんの責任もない夫婦喧嘩で、芽生えている自己肯定感を潰してしまう可能性があるのです。
夫婦喧嘩を子供の前でするのは要注意です。
夫婦喧嘩を常に見て育っている子供は大人になって突然さまざまな症状が現れることがあります。
両親が子供の心を傷つけていることに気づかないまま長期間夫婦喧嘩をしてきた結果、子供の精神的ストレスはかなりのものとなるでしょう。
大人になってある日突然、不眠や呼吸困難、うつや不整脈などの症状が現れたり、人を愛せなくなったり、最悪の場合薬物を使用したり…などの場合もあります。 夫婦喧嘩を見ている子供に、そのときなんの症状も出ないからと言って安心するのは禁物です。
習慣的に夫婦喧嘩をしてしまい、夫婦関係が破綻している場合でも、金銭的な理由などですぐに離婚できないかもしれません。
ですが、だからと言って子供の前で夫婦喧嘩してもいいということにはなりません。 離婚が無理なのであれば、子供の前で少しでも夫婦喧嘩せずに済む方法を夫婦がお互いに考えるべきです。
夫婦喧嘩をすると、パートナーがいない時つい子供にパートナーの悪口や愚痴を言ってしまうことがあるかもしれません。
でも、子供の前でお父さんやお母さんの悪口を言うのは禁物です。
あなたにとってパートナーはうっとうしい存在かもしれませんが、子供にとっては大切で大好きな存在で、その二人がいてこそ自分がいるのに、否定されてしまうとまるで自分を否定されているように感じるからです。
もし、どうしても愚痴や悪口を言いたいのなら、子供のいないところで友だちや気の許せる人などに話すようにしましょう。
さらに、夫婦喧嘩をしている声を聞きながら眠りにつくと、朝起きた時子供は両親の顔色を伺いながら起きることになります。
そうすると、昨日の夜までは罵りあっていたのに、朝になると何もなかったように振る舞っている両親の姿に、子供の頭の中は非常に混乱することになります。 そのため、パートナーを罵るような夫婦喧嘩をしてしまったら、すぐに仲直りするのは困難でも、仲直りするところまで全て子供に見せることが大切です。
日ごろから夫婦喧嘩をしている家庭で育った子供は結婚に対していいイメージを抱くことができません。
結婚は違う人格の2人が愛情を持ち築き上げていくものというイメージを持てず、攻撃し合いいがみあっている2人が一緒に暮らすものというイメージを抱くようになり、家庭をくつろげる場所とは感じられなくなります。
両親の関係は子供の将来の異性関係に直接影響を与えるので、それをしっかりと理解しておくようにしましょう。
まとめ
いくら努力してもうまくいかない夫婦はあるはずです。
子供の前で毎日のように罵り合い夫婦喧嘩をし続けて暮らすより、いっそのこときっぱりと離婚してしまった方がいいかもしれません。
子供にとってお父さんとお母さんがいがみ合っている姿を見るのは辛いものです。
どうしても夫婦喧嘩になってしまう…というなら、なんとか気を落ち着けて、先のことを冷静に話し合うのが良いでしょう。
この機会にじっくりと考えてみてください。
》離婚のとき不利な言動や状況はありますか?
》離婚しやすい年齢はありますか?
》離婚できる夫婦破綻とはどういった状態でしょうか?
》離婚のとき不利な言動や状況はありますか?
》両親の別居は子供にどんな影響がありますか?
》大きな夫婦喧嘩をしました。上手に仲直りする方法を教えて下さい。
》冷え切った夫婦関係をうまく修復する方法はありますか?